なるしまのおやじさん

朝、高田の佐藤輪業から「Di2のバッテリー充電器持ってないか」と電話有り。聞けばなるしまフレンドの会長鳴嶋のおやじさんがサイクリング途中でバッテリー切れとなってSOSを発してきたとの事！こりゃ行くしかあるまいと高田に急行したのでした。
なるしま会長は佐藤さんのおやじさんらとツールド三陸を立ち上げた中、今日はあさって石巻で開かれるツールド東北に参加するため、早めに東北入りして久慈から南下、気仙沼に向かう途中で佐藤輪業に寄ったとの事でした。
なるしま会長はメディアではちょくちょく拝見しておりましたが、直接お目にかかるのは初めてでしたが、気さくな方で多くの方が慕う気持ちがとても良くわかりました。
バッテリー充電完了まで時間があったので佐藤さんの案内で津波で亡くなられた佐藤さんの親父さんのお墓参りをして、沿岸部を車で回ってきました。


佐藤さんの菩提寺長円寺でお線香をあげる。

広田湾を望む東日本大震災で被災された方の慰霊碑の前で。


古谷島を望む。津波第一波の引き波の時、島が陸続きになるほど波が引いたとの事です。


サイボーグ？となった奇跡の一本松を望む。

一本松から望む南方の山は住宅地造成の為、切り崩されている。その土は町のかさ上げ造成用として運搬するためのおおがかりなコンベアを作る工事が始まっていた。

防波堤が微塵も無い小友浦を望む。

佐藤さんが10月におこなわれたツールド三陸の時にグレックレモンからもらったサインを見せてくれました。カセット側で無いのがちょっと残念とか！


なるしま会長のバイクはルック。塗装をし直し銀杏の葉がデザインされていました。コンポはデュラエースDi2にゴキソのホイール。

なるしま会長は御年78才ですが、今年すでに1万3,000キロを走破されいるそうです。外泊があと少しで100泊を超えほとんど家にいないんだとか。この元気さには頭が下がる思いです。本人もまさかこの年になってもこんなに走れるとは思っていなかったとの事。明後日のツールド東北は160キロにエントリーしてるとの事で恐れ入ります。帰りはさらに福島→郡山まで走行、東京に帰ってからすぐさま今度は大分・宮崎を走るんだそうです。元気すぎーるおじいちゃん！寒いなんていってられませんね。

時間も押してましたが、元気に気仙沼に向けて走っていかれました。こんなおじいちゃんに自分もなれるようにと思ったのでした。