夏油HCメモ その4

夏油ヒルクライムのスタッフだから見られた情景をメモしてみました。その4
●タスクフォース●
夏油ＨＣ大会は実行委員の一人KOMEさんが夏油スキー場をゴールに個人開催していたヒルクライム大会が元だと思います。個人開催の時はスキー場関係者からここは私有地だから無断で使用してはいか〜んと厳重注意を受けたもの。しかし夏油スキー場の不振を危ういでいた北上の有志の皆さんが夏油をなんとかしたいと立ち上げた夏油活性化タスクフォースという組織が出来て、逆に声をかけられ、公式な大会を開催しようとヒルクライム部会が出来て事は始まった。タスクフォースには温泉部会やラグビー部会？に、たしか婚活部会なんかもあったような…ヒルクライム部会は自転車レースなんか見たことも聞いたことも無い人が殆どで、自分すら自転車レースには出た事はあるけれど開催なんかしたことない、いわばドシロートの集まり。実行委員会を立ち上げ、地域説明会を開催しても皆、半信半疑で友好的な反応も雰囲気もまったく無かった。それでも夏油の活性化はともかく？サイクリストとして、自転車好きが実行委員会を後押しして少しずつ前に進んだ。そんな矢先に大震災が起こり開催を危ぶまれたがこんな時こそやらなくちゃ！という一郎実行委員長の力強い号令の元、めちゃくちゃな運営だったが第1回大会は開催された。そして今年、4回目の大会を無事終了することが出来きたのでした。土日開催は迷惑がっていた温泉組合はとても協力的になり、沿道の皆さんもこの行事を楽しみにされている方が沢山おられると伺っていおり、地域の一大イベントとして定着しつつあるように思います。来年は記念すべき第5回大会です。夏油ヒルクライムは岩手国体のデモンストレーション競技にもなり、ますます魅力的な大会へと育っていくでしょう。