くるんくるんサイクル

岩手の小さな自転車店『くるんくるんサイクル』のブログです

リア変速機愛

昨日に引き続き『作って見たいもの創作編』①オリジナル変速機についてちょっと・・・
むか〜しMTBのフレームがファット化(大口径化)するにしたがい、変速機が負けてるなあと思い始め、オリジナルデザインを考え始めていた頃、アメリカ産の変速機が出てきた。CNC加工のそれはアルミの塊から削り出された変速機だった。いかにも手作りという感じだったがカッコイイ!やられたって気持ちでいっぱいになった。でもこの作りだったら自分で設計できると思い、自分でデザイン画を描いてみた。それが下の絵。加工は前沢の某金属加工メーカーに、軸やスプリングなどのパーツは金型パーツメーカーの市販品で流用できる。プーリーはサードパーティー製のやつ・・・本気で思いをめぐらせていた。が実現するには至らなかった。11スピードの時代となり精密機械と化した今の変速機だけれども個人でも作れないことはないじゃないかと今も思っている。自己満足にしかならないと思うけどリア変速機愛の私としてはいつかは実現したい夢です!!

アメリカンディレイラーの最高傑作だと思っているPAUL・PowerGlideRD、アルマイトレッドが鮮やかだ。

デザインした変速機の絵、1996.01.22の日付になっている。金型屋で製作可能な物と思っていたので平面的なデザインとなっている。